明日から、経堂のRungtaさんで増満の個展が始まります。
会場では菜と果の瓶詰め、お菓子も置かせていただきます。週末は、平飼い卵のプリンもあります(産卵率が落ちている鶏たち、頑張って生んでくれました)。それから、以前Rungtaのお二人が展示の打ち合わせに来てくださった時のお茶菓子だったレーズンサンド。今回の企画でリクエスト頂いたので、こちらも今回登場します。写真のものよりコンパクトに食べやすく。
ぜひ、お立ち寄りください。
#Repost @mayu_rungta with @use.repost
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🌳企画展のお知らせ🌳
マスミツケンタロウ
「Hand」
今から5年程前、友人の紹介で、山梨の北杜市で制作活動をする、マスミツケンタロウさんの家に邪魔しました。
山に囲まれた小さな集落の、緑色の瓦屋根の平屋の民家。
昔は農家だったという家のすぐそばを、綺麗な川が流れていました。
東京から移り住み、少しずつ手を入れた家は明るい玄関があり、横には居心地が良さそうなテーブルと椅子。
奥には気持ちが良さそうなキッチンがありました。
いくつもの部屋に分かれていた納屋は、それぞれアトリエや展示スペースに。
庭も現在進行形で、つねに進化しているようでした。
どの場所も、必要に応じて手が入れられ、装飾的ではなく、すべてに工夫と遊びがありました。
マスミツさんは色々なものを作っています。
とても歩きやすく、履くと自然に身体が整うようなサンダル、
留め具や金具のひとつひとつまで魅力的なパースやトートバッグ、
叩いて作られた真鍮のアクセサリー、
ゆらゆらと美しく揺れるモビール、
それから時計にプランターカバーにオブジェ…
素材も木、鉄、真鍮、布、紙…
とても自由です。
沢山の材料と道具が所狭しと並ぶアトリエは、雑然としながらも澱みがなく清々しく、不思議なことに、ふと、インドの工房を思い出しました。
道具でも何でも、必要なものはあるもので何でも工夫して作ってしまうインドの職人たちの自由で逞しい感じ。
自分の技術を拠り所としながら、「手」を惜しまない作り方。
そこには、いつも目を見張るような驚きと発見がありました。
企画展の初日から3日間は、マスミツさんの作品だけでなく、マスミツさんの工房の一部を移動して、その「手」から生まれるものを直接ご覧きたいと思っています。
健やかで明るく、生き生きとして、
たしかな手触りがあるもの。
軽やかで熱量のあるものづくり。
風が抜けるような空気感。
私たちが共感してやまなかったものを、マスミツさんの「手」を通して、直接伝わると良いなと思っています。
ずっとご紹介したいと思っていた作り手の、ルンタでははじめての企画展です。
ぜひご覧ください。
企画展
マスミツケンタロウ
「Hand」
7/15金→19火(作家在廊日→7/15・16・17)
11:00→17:00
Studio Rungta